1月2日の新春オンラインお話会からはじまった2022年1月、GEN-Japan。
1月15日の東京でのリアルお話会には、中学校時代の吹奏楽部の先輩から紹介されたという、英国から帰国間もない若者も参加。肩ひじ張らない素朴な空気で初対面ということもいつの間にか忘れるくらい、参加者同士で語り合っていきました。
そして19日にはオンラインでのお話会には、全国から集まって見えました。こうして地域という属性を超えて、関心のある人たちで集まることができるのもオンラインならではのよさでしょう。オンラインでは、これまでの1期から5期までの修了生が参加していますが、期を超えて共通に培われている、安心して何でも話し合える和やかさが醸し出されてきて、初めての人でも、オンラインでありながら、家族といるかのような温かい気持ちになると、ほとんどの方から声ががります。この日もそうでした。不思議ですね、人の潜在的な可能性と言われていますが、本当の対話を経験すると、人の脳は、同期を始めると脳科学で発見されているそうです。その場にいるだけで、無意識のうちに反応するものがあるようです。
神戸では、ソーヤー海さんのMLで知った人たちも飛び入り参加
1月21日のJR神戸駅前会場には、ソーヤー海さんのMLで紹介されているのを読んで参加した人、一人は買い物帰りに野菜を持ったままの人も加わって、社会=人と人の関係の質=どんな対話や話し合いをしているか、その質が社会そのものになっていくことを、その場の対話の中から感じ取って行かれたようです。
普段では、気持ちを語り合うチャンスがなかったと、会場の閉まる9時になっても、帰ろうとする人がありませんでした。近くの喫茶店に会場を移し、黙食とマスクで、小グループに分かれてそれぞれの思いを話し込んでいる姿には、私も思わず感動してしまいました。
こんな時だからこそ、本当の想いを聴きあいたい、語りたい。姿からはそんな願いが伝わってきます。コロナ禍の中ですが、あたたかな空気に満ちて、4時間があっという間に終わりました。
お互いの本当の気持ちに耳を傾けあっていく、その経験が、社会の質を育てていくものだろうと、改めて感じているところです。
1人でも多くの人に、そんな生きた学びの経験をしてほしいですし、それこそが、人間性のお互いの成長につながるもの、社会として育っていくものではないかと心から思っています。