GEN-Japan appears at Regenerative Urban Communities – with Taisa Mattos LIVE July 18

投稿日: カテゴリー: EventGENお知らせ

Regenerative Urban Communities – with Taisa Mattos LIVE July

The Global Ecovillage Network (GEN) held an online lecture from July 17 to 19. On Saturday, July 18 at 9:30 pm (Japan time) for about one and a half hours, GEN-Japan was asked by Taissa Matthes (GEN’s Education Staff) to introduce the As One Suzuka Community as a case study of sustainable urban community building. And  5 members of the International Division of As One Suzuka community, and GEN-Japan’s representative Katayama appeared in the lecture.

A Regenerative Society
= Regenerative Human Relationships
= Relationships with Person to Person who can talk to each other about anything.

We believe that the realization of a sustainable and comfortable living environment, including eco-villages, will lead to the building of relationships with people who are willing to discuss anything and everything without hesitation, even though it may seem like a long way off. GEN-Japan, we believe that we can solve the root causes of global problems such as climate change, through those relationbuilding. This is the way to go.
At present, half of the world’s population lives in large cities, but in order to break free from this situation, we need opportunities to learn from a variety of practical examples of how to build the next society. In this Online Project, we took up “As One” as a viable case study for this, and Masashi Ono presented slides of his 20 years of experience.
As a model for a new way of living in the future, it has the potential to be designed as a mosaic of units connected to each other, even inside Mega or Large cities.
A small circle of people and people who can talk to each other about anything can make it possible to have a home and a workplace within a few minutes’ walk of each other, agriculture that makes the best use of available land, food production and processing, and a small circle of organic matter that can enrich the soil and fertilize it.

Participants asked a variety of questions. The main ones were as follows

*What are the challenges we are facing now?
*What kind of relationship do we have with the local government?
* What does the economy look like when nearly 150 people are living like a big family?
*How can any person’s desires and will be respected at work or school without being blamed or punished?
*What is the true nature of people and how can we create a social system that respects them?

Masashi Ono ( ScienZ Institute)

The International Department of the As One Network
Mr. Masashi Ono (Science Institute), Mr. Kazuki Sakai (Community Management), Mr. Hiroya Fukuda (Science School), Mr. Felix Minowa (Science Academy student) and Ms. Marcelin Minowa (Science School interpreter), who is currently living in Switzerland, participated in this Live event and introduced their activities from their respective perspectives.

The video and website of As One were also included as a common resource for the GEN.
*A comprehensive introductory video of As One: https://www.youtube.com/watch…
*Science Academy introductory video: https://youtu.be/csYI-kTrOag
*Website: http://as-one.main.jp/English/

再生可能な都市のコミュニティ:ケーススタディとして

投稿日: カテゴリー: Eventtopicsお知らせ

先月延期になっていた、Taisa Mattosさん(グローバルエコビレッジネットワークGEN・教育部門ディレクター)が主催するオンラインワークショップで、7月18日夜9時30分(日本時間)~にアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの取り組みが紹介されることになりました。
都市部における人口増加に対して、エコビレッジ、Co-リビング、トランジションタウン他、5分類のケーススタディを、グローバルネットワークの10数年間の情報収集に基づいて、都市に暮らしながら再生可能なコミュニティに向けてどう移行できるか、人々に紹介しようという試みです。
 申込やシェアはこちらから(英文)⇒https://learn.ecovillage.org/course/regenerative-urban-communities/

山崎亮の「ローカルに生きる・地域づくりのカギは?」@ガイア公開講座

投稿日: カテゴリー: EventGaiatopics

ーー2020ガイアエデュケーション7月度公開講座ーー
申込フォーム→ https://forms.gle/URA9VBTzEY7ZqMjm7

コロナウイルスの経験から、ローカルに軸を置いた新しい生活スタイルやコミュニティに関心を持つ人たちが増えてきました。
いままた、元の暮らしに戻りたい、という人もあれば、そうではない、新しい方向に何かあるのではないか、と考えている人たちもいます。
しかしそもそも、わたしたちはどんな社会に軸足を置けば、本当に満たされて生きられるのか、そしてどんな人生を本心では願っているのか。
これからの方向を考えるために、何が私たちの心を満たし、安心と満足のうちにその生を終えることができるのか、立ち止まって考えてみませんか。
山崎亮さんは、各地で住民参加による、独創的なコミュニティづくりや地域づくりの経験を重ねて見えました。その経験を聴きながら、一緒に探究していきたいです。

日 時:7月18日(土)13:30~16:00(受付13:00~)
第一部 13:30~15:45 講演
第二部で参加者有志の交流会が予定されています。
会 場:オンライン
★今回、会場での開催は、現在のコロナウィルスの感染拡大の状況により、オンラインのみの開催になりました。

定 員:オンライン150人
参加費:無料
講師:山崎亮
studio-L代表、コミュニティデザイン。
1973年愛知県生まれ。三宅祥介からデザイン、浅野房世からマネジメントを学び、2005年にstudio-Lを設立。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のプロジェクトや、地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わっています。

主催:NPO法人GEN-Japan
後援:三重県、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、鈴鹿市社会福祉協議会、公益財団法人鈴鹿国際交流協会、Global Ecovillage Network、GaiaEducation

しあわせの経済コミュニティフォーラム2020動画が公開されました

投稿日: カテゴリー: EventGaiaMovieしあわせの経済

4月22日、24日で開催された「しあわせの経済コミュニティフォーラム2020」のオンラインの動画が公開されました。
ご覧ください。

▶️基調講演 コーシャ・ジュベール(GEN代表)
「人類の危機とエコビレッジの可能性 GENとはなにか」
▶️問題提起 辻信一(文化人類学者・環境運動家)
「グローバリゼーションと人間
なぜ私たちはグローバルに突き進んできたのか」
▶️問題提起 小野雅司 (サイエンズ研究所)
「街の中に新しいつながりをつくる
アズワンネットワーク鈴鹿に見る人類社会の可能性」

全部で9編になっておりますので、一覧で見たい方は下記をクリックしてください。
★しあわせの経済コミュニティフォーラム(動画一覧)
https://www.youtube.com/playlist…

▼短編で見たい方はこちらから

① 2020-4-22 コーシャ・ジュベール基調講演その1
https://youtu.be/s_n1NrQ3oEY

② 2020-4-22 辻信一 問題提起その1
https://youtu.be/nJh7X3bVcmY

③ 2020-4-22 小野雅司 問題提起その1
https://youtu.be/cqV12fWfX3o

④ 2020-4-22 辻信一&小野雅司クロストーク
https://youtu.be/F-A08aCji_w

⑤ 2020-4-24 挨拶・辻信一氏トーク
https://youtu.be/fsiQ4cE_WQo

⑥ 2020-4-24 コーシャ・ジュベール基調講演その2
https://youtu.be/Pbyyt5uSwmg

⑦ 2020-4-24 辻信一 問題提起その2
https://youtu.be/GvS6xcd6Zok

⑧ 2020-4-24 小野雅司 問題提起その2
https://youtu.be/fE-gZuX63-E

⑨ 2020-4-24 コーシャ&辻信一クロストーク
https://youtu.be/6tOOb9-pTU0

コミュニティフォーラムQ&A(その1)

投稿日: カテゴリー: Eventforum

Q1.エコビレッジってなんですか?

一緒にやろうとしている人々(住民)が主体的に参加する運営がベースで、持続的で再生可能な未来に向かって住民とコミュニティが共に成長していくプロセスにある、コミュニティのことです。
主体的な住民参加のデザインを用いながら、再生可能な未来に向かって、持続可能性をはかる4つの領域=文化=世界観、社会、経済 エコロジー、が、分けようがない全体的なシステムの道筋に統合されていくプロセスにあるコミュニティです。

それぞれのメンバーや地域によって、さまざまな形態になり得ます。伝統的なコミュニティや、トランジションタウン、シェアハウス、職場のコミュニティ化など、その地域や文化に根差しながら、メンバーの個性や得意分野から、自分たちがまずやりやすいところからスタートしていきます。

その持続可能性をはかる指標を、GENやガイアエデュケーションでは、4つの領域=「エコロジー」、「持続可能な経済」、「社会システム・コミュニケーション」、「世界観と文化」として提案しています。その4領域がさらに具体的に5項目~6項目に分類されて、コミュニティメンバー自身で、持続可能性の進み具合の客観評価できるようになります。できたら相互に交流したり一般にオープンにして、ふれあいの中で学びながらより良い方向に成長していくことができます。
GENは、エコビレッジを作ることを目的としていません。本当にやってみたい人たちで始めることで、そのプロセスが周囲に大きなヒントを示していくことになりますから、みんながエコビレッジを作らなければならない、ということではありません。
世界各地のエコビレッジの取り組みは、周囲のコミュニティや地域や国家が、国連の持続可能な開発目標SDGsと気候協定を達成するために、様々なかつてない解決策を切り拓いてヒントを示しています。
エコビレッジは再生のためのHUB(拠点)であり、地域の変革を促し、人類全体がいま直面しているすべての課題に向かって、可能性を示すことで、周辺の地域と一体の復元力を構築します。

 

Q2.日本では全体としてどのような取り組みがありますか?

日本は、大都市大企業集中型で、経済成長に重点を置いてきた背景の中で、大小さまざまな取り組みがあります。
*資料:https://enowa2014.wixsite.com/tomoiki

 

Q3.先進国でエコビレッジの先進的な取り組みをしているのはどこで、どんな特徴がありますか?

ポルトガルのタメラエコビレッジ、イギリスのフィンドフォンがよく知られています。ヨーロッパ全体にエコビレッジの先駆的な事例が豊富です。
国としては、デンマークはGENやガイアエデュケーションの生みの親であり世界のエコビレッジ運動を育ててきたガイアトラストがあることなどから、世界的にもエコビレッジ先進国と認識され、国全体に大小さまざまなエコビレッジが多く見られます。
デンマーク自体が、巨大な産業や巨大都市を避け、例えば日本の東京のように一局集中することを避けています。地方の中小都市に分散して、食やエネルギーが地域ごとに自立し、ネットワークしていく中で安定させています。グローバル経済ではなく、地域の人々の暮らしを支える経済が志向されていることや、首都コペンハーゲンは環境に配慮した様々な取り組みを観光資源として打ち出しているなど、文化的歴史的な背景が、多くのエコビレッジを生みだしているようです。
*資料:http://satochi.net/research_0211_13.html

 

Q4.エコヴィレッジの都市部での実践を知りたいです

世界のエコビレッジのほとんどが、都会から離れた田舎に作られ、都市でのエコビレッジの活動は比較的新しいものがほとんどです。しかし、世界人口の半数以上が都市部に暮らし、さらに2050年までには70%が都市に集中していくことが国連の推計で出されている今、都市でのエコビレッジづくりは、これからの人類の存続をかけた課題といっても過言ではありません。
田舎に土地を持っていない人も多い中で、環境面だけでなく、物価が高く孤立化しやすい都市環境に、リーズナブルで人間的なふれあいのあるシェアハウスや、シェア農園に子供たちの遊び場や老人のための憩いの場を備えた取り組みも見られます。

一緒に暮らす場合とそうでない場合で分けてみると、一緒に暮らさないが、職場でコミュニティを作ろうとする試みや、自宅近くに共同のスペースを使ってネットワークをしているもの。町全体が変容する方向のトランジションタウン。また一緒に暮らす場合、コウハウジングのスタイル、シェアハウスのような同居型のコミュニティ、そしてエコビレッジで、同じ理念を共有しながら、経済活動を協力して行い、食と農、エネルギーの自立の方向にあるものです。

長年継続している都市部の事例ではたとえばアメリカのロサンジェルスで26年の経験を持つL.A.エコビレッジや、20年目を迎える日本のアズワンネットワーク鈴鹿コミュニティの事例などです。
アズワンは都市型エコビレッジのモデルとして世界的にも注目されています。2000年から20年にわたって研究と試験をもとに取り組まれてきました。工業化、都市化がベースの日本の中で、その影響を受けないわけにはいきませんが、地域の人たちとともに農業生産とその加工・販売で、地域経済や地域環境の保全に一役果たしています。コミュニティといっても、囲いがあるわけではなく、都市の街並みの中にそれぞれ暮らしやすい形で子供やお年寄りまで含めて150人あまりが暮らしています。見学者も多数訪れて、コミュニティづくりの参考にされています。
*資料:GEN Urban Ecovillage Manualより

 

Q5.GENの取り組みが具体的に進んでいることを知って元気が出ました。GENのアプローチで、国ごとエコビレッジづくりを展開しようとしている国はどこですか?

現在はアフリカ諸国で11か国と関係しています。
GENは1995年にデンマークのガイアトラストの呼びかけが契機となって、イギリスのフィンドフォンに拠点を置いた慈善団体ですが、現在114か国6000余りのエコビレッジをネットワークし、国連の社会経済理事会の諮問機関として、地球とも人とも調和して生きられる社会の提案をしてきました。
そのプロセスの中で、ジンバブエやモロッコ、ガーナの各政府からの依頼で、昔ながらの村々をエコビレッジ化し、安全な水とミニ発電などサポートしてきました。その実績から、昨年のマドリッドでのCOP25で、ガンビア、シエラレオネ、スーダン、トーゴ、リビエラ、ナイジェリア、ブルキナファソの環境大臣から、またコンゴ共和国の大統領から依頼を受けて、新たな動きが始まろうとしています。
GEN International (2020年2月資料から)

 

Q6.パーマカルチャー、エコビレッジ、トランジションタウンのつながりを教えてください。

食と農、エネルギーの自立をしていくために、パーマカルチャーやトランジションタウンの思想と方法が、コミュニティをやってみようという人たちの持ち味や意思によって、様々に組み合わされ、広い可能性がみられます。

 

Q7.何十年も続いているエコビレッジがいくつか紹介されていましたが、1番最初は何組くらいの家族から始まったのですか。今、まさに福岡近郊で、コミュニティを作っていこうとしているところにいます。あと、スタート時点でのおさえておきたい鍵となることもあればお伺いしたいです。

数人、あるいは数家族から始まったところが多いようです。
人と人の関係の質が、コミュニティの空気になっていきます。学校教育や、今の社会の風潮で、何か決まった正しいことがあると思い違いやすいので、それぞれの正しさで人を責めたり、譲れなくなったりしがちです。これはせっかく新しいことを始めようとする人との間柄を自ら壊していくことです。お互いに、そういう傾向があることを知って、理解し合えることが、一番のポイントになります。それを学びながら経験できる機会がどの人にもあることが鍵ではないでしょうか。

 

Q8.エコビレッジの目標はエコロジカル・フットプリント1.0以下のエコビレッジですか?

エコビレッジの取り組みは、メンバーの意思によって、何から手掛けてもいいのですが、
エコロジカルフットプリントが1以下、つまり人間の諸活動が、地球一個分以内のインパクトに収まっていけたら、ということを目標にしたい場合、それは持続可能性の要素の一つである、という自覚をしておきたいです。もちろん環境の要素は欠かせません。事例としてオープンにしながら、客観評価を続けていくことでしょう。
規模は小さくても、貴重な事例として、その経験が多くの人のヒントになって次に生かされていきます。
しかし、エコフットプリントだけでは持続可能にはなりません。(⇒参照 Q1エコビレッジとは何か)。まず、メンバーの意思を反映した参加型の運営になっているかどうでしょうか。そこを欠いては、人間らしい社会の営みとは言えません。
それを踏まえて、4つの領域のバランス(Q1エコビレッジとは何か)はどうかと調べていきたいですね。エコフットプリント1以下が達成したら、続可能性なコミュニティに向けて、次のステップを見つけていきたいですね。
長期にわたって継続しているエコビレッジを観察してみると、いくつかの共通点が見られます。既存の社会の中に新しい試みをしていくのですから、なにもかも、自分たちだけでは解決できないことが多いです。始まりはどこでもそうであるように、まず自分たちの仲間が、本当に何でも話し合える状態になって、そのプロセスを愉しめるという、柔軟な社会的態度と、長期的視野を身につけていく要素が大きいでしょう。

 

Q9.文化の創造者って素晴らしい! 文化とエコビレッジの関係は?

持続可能性の実現には、文化やその背景となっている世界観を尊重し、地球と一つで生きられるものかどうかを見直していくプロセスが大事です。
伝統として引き継がれている多くの文化には、自然と一つになりながら、人が力を合わせて培ってきた知恵の宝庫であることが多いです。また逆に、現代の資本主義的な暮らしの中で、無意識のうちに、地球と一つで生きられない文化や価値観が染みついている場合が多いですから、自分の欲求が、内面のどんなところから立ち上がってきているのか、自分たち自身の内面を観察していくことが大事です。
エコビレッジは、エコビレッジのメンバーだけでなく、どんな人にとっても、それぞれの文化や世界観を見直すための、鏡のような働きもすることができます。

※政治に善玉菌を広げる実験素敵!

 

Q10.  都市の中にエコビレッジを作るという発想が新鮮で、可能性を感じました。そうした場合、家族というのは、どんな意味を持つのでしょうか?
(シンポジウムの中で取り上げさせていただきました。次号で報告します)

 

Q11. 辻先生の7つのポイントにはどれも賛成です。しかし、一方で、このZoomが使えるためのインフラや、それを成り立たせる安定したエネルギー、高度な科学技術、また車や飛行機、コロナウイルスのためのワクチン開発など、高度な科学技術をどう見ていけばよいか、しっくりきません。
(シンポジウムの中で取り上げさせていただきました。次号で報告します。)

「国境を越えた危機への、私たちの回答」~未来のコミュニティ~

投稿日: カテゴリー: EventforumMovietopics

グローバルエコビレッジネットワーク・ジャパンGEN-JapanはGEN代表のコーシャ・ジュベールを迎え、4月15日のオープニングに続いて22日と24日のフォーラムを開催しました。全体で500人余りのみなさまが集い、半数がエコビレッジという言葉を初めてきいた若い世代で、発表やクロストークを熱心に聞き入っていました。主な参加動機は、コロナ危機への不安や、その収束後の次の社会のビジョンを求めていたところに、GENとネットワークの各団体からの紹介やSNSからのアナウンスがきっかけとなっていました。

地域的には、日本各地だけでなく、コーシャのいるスコットランド、イタリア、アメリカ、フィリピン、韓国から、20代から70代という広がりです。まず数人から始めて、プロセスの中で、人も社会も成長していけるエコビレッジの可能性を、世界と日本の具体例に触れながら一緒に考えることができ、結果としてどんな小さなことでも、自分たち自身が参加していくことの大事さに気づかれた方が多かったようです。

各プレゼンテーションについては、Youtube配信など現在準備中ですが、一言づつ紹介しますと、
コーシャさんは、国境を越えて瞬く間に広がっていく危機を前に、人間として根本から生き方や実際の社会を変えていける、その実現可能性として、アズワンを含め世界各地の事例を示しました。
辻さんは「絶望の淵に立ち、後戻りできないことを認めることで、僕たち一人一人が絶望をチャンスに変えることができる」と問題提起し、
小野さんはアズワンの事例を通して、小規模でも現状そのままにエコビレッジの方向に行ける可能性を示しました。

入国規制から緊急事態宣言に移り変わる1か月半の間に、ONLINEでの開催に急遽切り替えて実現できましたのは、多くの皆様からのサポートのたまものです。その舞台で新たな出会いや繋がりが生まれました。
運営も、15日のソーヤー海さんを含めて、2017年から昨年まで3年連続で開催されてきた「しあわせの経済国際フォーラム」で出会ったスピーカー、そしてワーカーズコープ、日本社会連帯機構、ナマケモノクラブ、セブンジェネレーション、アズワンネットワークの各有志で構成された40人余りという大所帯でした。みな心ひとつで、スピーカーも、スタッフも、皆それぞれの場所から空間を超えてシンポジウムを作ることができました。居場所に制限をされないで、心を合わせて協力していける新しい可能性に向かって、確かな一歩を感じているところです。

これを機会に、自分たちの足元に、それぞれらしいエコビレッジがつくっていけるようなネットワークができることを心から願って、順次報告させていただきます。
(片山弘子/GEN-Japan代表理事/GEN理事)

フォーラム中に紹介されたゲストスピーカーの資料

▼コーシャ・ジュベール&GEN---英語版ニュース
https://ecovillage.org/get-involved/join-our-newsletter/

▼辻信一&『常世の舟を漕ぎて』&しあわせの経済国際フォーラム
http://namakemono.shop-pro.jp/?pid=149881971
http://economics-of-happiness-japan.org/

▼ソーヤー海&パーマカルチャーと平和道場
https://www.facebook.com/TUPdojo/ 

▼小野雅司&アズワン鈴鹿コミュニティー
https://youtu.be/GofmlGzGb1s(最新ビデオ)
最新情報の紹介 月刊メールニュース(無料)申込 ⇒ http://as-one.main.jp/HP/mailmagazine.html

エコビレッジについてもっと知りたくなった方へ

ネットワークしませんか。連絡してください ⇒ gen.jp2015@gmail.com
GEN-Japanのメーリングリスト会員(無料)や賛助会員(3000円/年)になることができます。
または、HPからも直接登録していただけます ⇒ http://gen-jp.org/

しあわせの経済コミュニティフォーラム2020@オンライン講演会

投稿日: カテゴリー: Eventしあわせの経済

「しあわせの経済コミュニティフォーラム2020」の講演会が、コロナウィルスの影響により、オンラインでの開催になりました。

イギリスのコーシャジュベールと日本のゲストスピーカーの、いまをつなぐLIVEが全国どこからでも視聴できます。
参加費は無料です。なお、4月15日の締め切りは13日までです。4月22日と24日は定員が100名ですので、早めにお申し込みください。
以下のURLからお申込みいただければ当日のアクセス方法について返信させていただきます。
 
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オープニング「しあわせの経済コミュニティフォーラム2020」
~ 集まろう!今こそ地域をエコビレッジに! ~
日 時:2020年4月15日(水)18:30~21:00  
申し込み先URL https://forms.gle/aHVmNsgBNMNyY4DSA  
コーシャ・ジュベールさん講演、コーシャさんとソーヤー海さんとの対話、廣水乃生さんのワークショップ  
 
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第一回「しあわせの経済コミュニティフォーラム2020」
~人類の生き残りをかけたエコビレッジの可能性~
日 時:2020年4月22日(水)17:30~20:00
申し込み先URL  https://forms.gle/BfRbn4S8cZEMjAzNA
▶トーク コーシャさん×辻さん 
▶基調講演 コーシャ・ジュベール「人類の危機とエコビレッジの可能性 GENとはなにか」40分(逐次通訳)
▶問題提起 辻信一「グローバリゼーションと人間」
▶問題提起 小野雅司「街の中に新しいつながりをつくる 人類社会の可能性」
▶トークセッション 辻さん×小野さん
グループセッション15分
FBイベントページ→ https://www.facebook.com/events/1084544978569801/
 
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第二回「しあわせの経済コミュニティフォーラム2020」
~人類の生き残りをかけたエコビレッジの可能性~
GEN-Japanガイアエデュケーション2020年記念講演  
日 時:2020年4月24日(金)20:00~22:30
 **この会は、コーシャジュベールが2時間通して出演しています。
申し込み先URL  https://forms.gle/BfRbn4S8cZEMjAzNA  
▶トーク コーシャさん×辻さん 
▶基調講演 コーシャ・ジュベール「人類の危機とエコビレッジの可能性 ローマクラブのOpen Letter」40分(逐次通訳)
▶問題提起 辻信一「グローバリゼーションと人間」
▶問題提起 小野雅司「街の中に新しいつながりをつくる 人類社会の可能性」
▶トーク コーシャさん×辻さん
グループセッション15分
FBイベントページ→https://www.facebook.com/events/503766306984778/ 
*******************
★各自のパソコン・タブレット・アイフォン、スマートフォンなどの携帯電話での参加になります。(パソコンはカメラ機能+マイク機能が追加で必要となります)
★「ZOOM」というビデオ会議システムを使いますが、申し込んだ方に送るURLをクリックしながら、難しい操作はなく、簡単に必要なプログラムがダウンロードされ、無料でアクセスできます。操作は意外と簡単ですのでぜひともチャレンジしてください。  

★★ゲストのプロフィール★★
<Kosha Joubert>(コーシャ・ジュベール)
現在GENの代表。国際的ファシリテーターとして活動、下記はTEDXでの発表記録です。
https://www.youtube.com/watch?v=MmWa3mFKM84
世界各地のコミュニティを訪問しながら、ネットワーク活動、交流と人材教育の支援活動を行う。COP21~25では政府側ブースでも各国代表にエコビレッジの可能性を紹介している。

<辻信一>
文化人類学者。環境活動家。世界各地が個性的で、新しい豊かさに満ちた暮らしの場となるよう、世界のローカリゼーションの旗手と共に、「しあわせの経済世界フォーラム」を主宰し成功に導いた。

<小野雅司>
サイエンズ研究所研究員 鈴鹿市アズワンコミュニティ在住
人と社会の本来の姿を明らかにする研究活動と同時に、コミュニティづくりの実践。それに関する教育プログラムの開発と、日本、韓国、ブラジルなどコミュニティづくりのサポートを進める。

<モデレーター>
片山弘子 GEN-Japan代表理事

★★GENとGEN-Japan★★
Global Ecovillage Network International は、1995年に発足し、国連のECOSOC(社会経済理事会)の諮問団体として、持続可能な社会にむけた世界各地の典型事例のネットワークと紹介、人材養成をし、世界人類が持続可能な社会に生きられることを目的とした慈善団体です。GEN-Japanは、その日本の事務局として2016年に発足し、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティに事務所を置きながら、ユネスコ認証の教育プログラム・ガイアエデュケーションの実施、日本の事例と世界をつなぐネットワーク活動を行っています。

共催:しあわせの経済コミュニティ・フォーラム2020実行委員会
NPO法人GEN-Japan、ワーカーズコープ アズワンネットワーク  

ガイア公開講座としての後援:三重県、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、社会福祉法人鈴鹿市社会福祉協議会、公益財産法人鈴鹿市国際交流会

ソーヤ海@ガイア公開講座~都市型パーマカルチャーの可能性 ~

投稿日: カテゴリー: EventGaiaお知らせ
都市型パーマカルチャーの可能性
~2020ガイアエデュケーション5月度公開講座~
等身大の自分たちで、街に新しいコミュニティを創ろう
ソーヤー海さんを囲んで、この地球の上に、誰もが自分らしく満たされながら、調和して生きていく道を探りたいーーー
時間とお金をかけないで、現状そのままに、それぞれの足元に再生可能な暮らしが展開できる道があるとしたら?
ガイアエデュケーションの5月度公開講座は、人と人が本心で繋がりながら、都市部でどんな暮らしが展開できるか、その可能性を描きます。
いまも世界人口の半分以上が都市部に暮らしています。そして今後もその割合は増え続け2050年には70%にまで伸びると国連の推計で言われていもいます。その環境へのインパクトを適正なサイズにもどすことは、人が人らしく生きるための創造的な道でもあるようです。
日 時:5月23日(土)13:30~16:00
会 場:オンライン
参加費:無料
申込先:フォーム→ https://forms.gle/UBUqcTSyyXB1XrLg9
*お申込みされますと、開催前日にZOOMのURLをお送りします。
【スケジュール】
13:00 Zoom準備
13:30 あいさつ GEN-Japan代表 片山弘子
13:40 都市型アーバンパーマカルチャーの可能性
ソーヤー海
14:40 休憩
14:50 等身大の自分たちで新しい社会をつくろう!
アズワン鈴鹿コミュニティの若いメンバーとのトーク
15:20 グループセッション
15:40 これからにむけて ソーヤー海
16:00 終了
共生革命家。1983年東京生まれ、新潟、ハワイ、大阪育ち。カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校(UCSC)で反戦運動やサステナビリティー運動の実践をスタートし、「持続可能な生活の教育法」のコースを主催、講師を務める。その後、意識を深めるためにコスタリカのジャングルに移住。現在、ギフトエコノミー(与え合いの生態系)で成り立つ「東京アーバンパーマカルチャー(TUP)」を主宰
主催:NPO法人GEN-Japan
後援:三重県、鈴鹿市、鈴鹿市教育委員会、社会福祉法人鈴鹿市社会福祉協議会、公益財産法人鈴鹿市国際交流会

<4/23大阪・講演>★夜の部★「人と繋がる・地球を守る」〜しあわせの経済・コミュニティフォーラム2020〜

投稿日: カテゴリー: Eventお知らせ

↓お申し込みはコチラから↓
https://osaka423shiawasenokeizai2020.peatix.com/

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人と繋がる
地球を守る
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「地球環境問題」というのは「地球」の問題ではなく
「人間」側の問題ではないかと思うのです。

今まで何となく気にはなっていたけれど、
関心はあるのだけれど、
実際に自分に何ができるのかわからない、
考えもつかないと思うかもしれません。

先ずは知ることから始めてみませんか?

世界を知る
〜COP25に参加して〜
GEN代表であるコーシャ・ジュベールさんをフィンドホーン(イギリス)からお迎えし、
世界各地の新しい社会づくりの事例をご紹介いただきます。
現在、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)は、
118ヵ国の6090余りのコミュニティにつながっています。
世界のエコビレッジでは人と人が調和し、
人と自然が調和した地域づくりを長年にわたって探究してきました。
GENの代表として蓄積してきた知恵と経験を、
これからいっそう変化(進化)が激しくなる地球環境にどう活かせるのか、
COP25の報告と共に世界の動きを紹介致します。

ローカリゼーションが生む「しあわせの経済」
〜「ローカリゼーション」とは〜
孤立することでもなければ、一つしか答えのない方程式でもありません。
世界中の地域とつながりを持ちながら、柔軟に形を変えていくプロセスです。
人、地域、自然のつながりを再生させることによって、
私たちが見失ってきた「生きる目的」と「安心して暮らせる未来」を再発見することができるのです。

辻信一氏がローカルに希望を見出す理由
全世界を見たらすごい勢いでローカリゼーションが進んでいることに気づいてもらいたい。ありとあらゆる場所の小さなローカルが世界中で意識としてつながる、兄弟の意識、連帯の意識を持ってつながる。僕はこれが本当のグローバリゼーションだと思っているんです。
今までのグローバリゼーションは嘘ですよ。一部の人たちだけ儲けさせるようなね、そんなのグローバリゼーションであるわけないんです。
世界というのは結局、一人一人の小さな行為によって成り立っています。一人ひとりの人が暮らしの中で何をするかしないかを選ぶ、これがじつはこの社会を成り立たせている基本的なものです。そのどれが社会により大きなインパクトを与えるかなんて誰にもわからない。ハチドリのように、ほんの少しずつ水を運ぶだけのことが社会を変えることにつながるかもしれないんです。
(2019年”しあわせの経済 国際フォーラム”におけるブログより引用)

人類の大半が都市部で生きるようになりつつある現代社会において、都市型エコビレッジとして、アズワン鈴鹿コミュニティや大阪中崎町が注目されています。
立ち上げから現在までの軌跡をたどり、今、求められる人と人との繋がりを大切に生きる地域の取り組みを知ることにより、皆様のこれからの在り方について考えるきっかけになるかもしれません。

↓お申し込みはコチラから↓
https://osaka423shiawasenokeizai2020.peatix.com/
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【内容】
ローカリゼーションが生む「しあわせの経済」
巧みな話術で定評のある辻信一氏リードにより、
コーシャから引き出す世界の動きや持続可能なエコビレッジデザインを知る。
COP25報告や国連での提言などへも切り込みます。

地域づくりやコミュニティづくりの紹介
・都市型エコビレッジ<アズワン鈴鹿コミュニティ:サイエンズ研究所 小野雅司)
・都市型アートエコビレッジ<大阪中崎町コミュニティ:AManTo JUN>

登壇者によるトークセッション
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●日 時:4月23日(木) 18:30〜20:30(20分前受付開始)
●会 場:中崎町ホール
●参加費:一般 2,000円 学生 1,000円
●定 員:100人
●申し込み:先着順
https://osaka423shiawasenokeizai2020.peatix.com/
*FB参加ポチだけでは正式申込みになりません*

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昼の部もあります!さらに濃く深い内容になっています。
↓告知用FBイベントページ↓
https://www.facebook.com/events/3615168648525578/
↓昼の部の申し込み・詳細はコチラから↓
https://osakapm423shiawasenokeizai2020.peatix.com/
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【ゲストプロフィール】

<Kosha Joubert(コーシャ・ジュベール)>イギリス フィンドホーン在住
現在GENの代表。国際的ファシリテーターとして活動。
世界各地のコミュニティを訪問しながら、ネットワーク活動、交流と人材教育の支援活動を行う。
COP21~25では政府側ブースでも各国代表にエコビレッジの可能性を紹介している。

<辻信一> 横浜市在住
文化人類学者。環境運動家。元明治学院大学国際学部教員。「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに環境=文化運動を進める一方、環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。2017年から2019年、しあわせの経済国際フォーラムを開催。3年間で国内外の多くの個人や団体がチームとして連携して毎年1000人以上の来場者とローカルのネットワークづくりを促進した。

<小野雅司> 三重県鈴鹿市在住
サイエンズ研究所。人と社会の本来の姿を明らかにする研究を進めながら、アズワン鈴鹿コミュニティで「わたしらしく生きられる社会」を20年試みています。そして、世界中がそうなるように、日本だけでなく、スイス、ブラジル、韓国などのコミュニティづくりの実践的サポートのため各地に出向いています。

<JUN >大阪市中崎町在住
幼少より武道武術をたしなみ、スタントマンから大道芸人を経てパフォーマーに。
世界を旅するうちに日本人独自の運動特質と
環太平洋の古い部族の動きを各地の格闘技、伝統舞踊学び、研究しその共通点を編集、独自の哲学をもとに傾舞(かぶくまい)を創始した。
アートパーフォーマンスとして、単独で古民家の公開改装パフォーマンスを行いカフェ、サロン・ド・アマントを設立。
中崎町を中心に、アートスペース等活動拠点を展開中。
まったく廃材を出さない100%リサイクルや廃材ギャラリーなどの技法を用いてたった一人からはじめ1127人の通りすがりを巻き込んでSalon de AManTo 天人を始める。

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★★GENとGEN-Japan★★
Global Ecovillage Network International は、1995年に発足し、国連のECOSOC(社会経済理事会)の諮問団体として、持続可能な社会にむけた世界各地の典型事例のネットワークと紹介、人材養成をし、世界人類が持続可能な社会に生きられることを目的とした慈善団体です。GEN-Japanは、その日本の事務局として2016年に発足し、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティに事務所を置きながら、ユネスコ認証の教育プログラム・ガイアエデュケーションの実施、日本の事例と世界をつなぐネットワーク活動を行っています。
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共催:しあわせの経済コミュニティ・フォーラム2020実行委員会
   NPO法人GEN-Japan(グローバルエコビレッジネットワーク・ジャパン)
   ワーカーズコープ
企画:未来の共同創造研究所

<4/23大阪・ダイアローグ>★昼の部★「人々を繋ぐ・地域を創る」〜しあわせの経済・コミュニティフォーラム2020〜

投稿日: カテゴリー: Eventお知らせ

↓お申し込みはコチラから↓
https://osakapm423shiawasenokeizai2020.peatix.com/

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人々を繋ぐ
地域を創る
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「地球環境問題」というのは「地球」の問題ではなく
「人間」側の問題ではないかと思うのです。

人と人とが繋がるためには?
疲弊することなく
本心で繋がれるコミュニティづくりとは?

いつも想いを持って活動している人達と本音で話せる場を持ちたいと願っていました。
スペシャルゲストをお迎えし、じっくりと語り合いませんか?

このイベントが何かしらのヒントになれば
ターニングポイントのきっかけになれば幸いです。

GEN代表であるコーシャ・ジュベールさんをフィンドホーン(イギリス)からお迎えし、世界各地のエコビレッジを見てきたからこそわかる実情と実体験に基づく経験をお話し頂き、参加者の皆様とことばの交流をつみ重ねることで、未来を育むような知恵が湧き出てくるような時間を共に過ごしてみませんか?

現在、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)は、118ヵ国の6090余りのコミュニティにつながっています。 世界のエコビレッジでは人と人が調和し、人と自然が調和した地域づくりを長年にわたって探究してきました。 GENの代表として持続可能なコミュニティや社会づくりのための教育システムを開発し実践。五大陸に赴き国際的ファシリテータとして助言・指導を精力的に行っています。

世界の現状を知る
〜COP25に参加して〜
GEN代表であるコーシャ・ジュベールさんをフィンドホーン(イギリス)からお迎えし、
世界各地の新しい社会づくりの事例をご紹介いただきます。
現在、グローバル・エコビレッジ・ネットワーク(GEN)は、
118ヵ国の6090余りのコミュニティにつながっています。
世界のエコビレッジでは人と人が調和し、
人と自然が調和した地域づくりを長年にわたって探究してきました。
GENの代表として蓄積してきた知恵と経験を、
これからいっそう変化(進化)が激しくなる地球環境にどう活かせるのか、
COP25の報告と共に世界の動きを紹介致します。

ローカリゼーションが生む「しあわせの経済」
〜「ローカリゼーション」とは〜
孤立することでもなければ、一つしか答えのない方程式でもありません。
世界中の地域とつながりを持ちながら、柔軟に形を変えていくプロセスです。
人、地域、自然のつながりを再生させることによって、
私たちが見失ってきた「生きる目的」と「安心して暮らせる未来」を再発見することができるのです。

辻信一氏がローカルに希望を見出す理由
全世界を見たらすごい勢いでローカリゼーションが進んでいることに気づいてもらいたい。ありとあらゆる場所の小さなローカルが世界中で意識としてつながる、兄弟の意識、連帯の意識を持ってつながる。僕はこれが本当のグローバリゼーションだと思っているんです。
今までのグローバリゼーションは嘘ですよ。一部の人たちだけ儲けさせるようなね、そんなのグローバリゼーションであるわけないんです。
世界というのは結局、一人一人の小さな行為によって成り立っています。一人ひとりの人が暮らしの中で何をするかしないかを選ぶ、これがじつはこの社会を成り立たせている基本的なものです。そのどれが社会により大きなインパクトを与えるかなんて誰にもわからない。ハチドリのように、ほんの少しずつ水を運ぶだけのことが社会を変えることにつながるかもしれないんです。
(2019年”しあわせの経済 国際フォーラム”におけるブログより引用)

世界の地域を見て感じて来たからこそ、お二人には話せることがあります。
それぞれの願いを持って活動している人達だからこそ、お二人には伝えたい想いがあります。

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【内容】
<クロストークセッション>(コーシャ・ジュベールさん&辻信一氏)
明治学院大学を退官され、いよいよ本格的に本気で動き出した辻信一氏とGEN代表であるコーシャさんが各国を巡り蓄積して来た知恵と経験を惜しげも無く共有し、COP25への出席・国連での提言などを踏まえてたっぷりと伝えて頂きます。

<Q&A・ダイアローグ(対話形式)>
お申し込みの時に頂いた質問はもちろんのこと、会場にて湧いて来た疑問もお出しください。
(時間の許す限りお答えします。)

*当日の状況により内容や進行が変更になる場合があります*
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●日 時:4月23日(木) 14:00〜17:00(15分前受付開始)
●会 場:中崎町ホール
●参加費:一般 3,000円 学生 1,500円
●定 員:30人
●申し込み:先着順となります。
↓お申し込みはコチラから↓
https://osakapm423shiawasenokeizai2020.peatix.com/
*FB参加ポチだけでは正式申込みになりません*

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夜の部もあります!一緒に活動したい大切な方々とご一緒に。
↓FBイベントページ↓
https://www.facebook.com/events/2645841322353523/
↓夜の部の申し込み・詳細はコチラから↓
https://osaka423shiawasenokeizai2020.peatix.com/
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【ゲストプロフィール】

<Kosha Joubert(コーシャ・ジュベール)>イギリス フィンドホーン在住
現在GENの代表。国際的ファシリテーターとして活動。
世界各地のコミュニティを訪問しながら、ネットワーク活動、交流と人材教育の支援活動を行う。
COP21~25では政府側ブースでも各国代表にエコビレッジの可能性を紹介している。

<辻信一> 横浜市在住
文化人類学者。環境運動家。元明治学院大学国際学部教員。「スローライフ」「GNH」「キャンドルナイト」などをキーワードに環境=文化運動を進める一方、環境共生型の「スロー・ビジネス」にも取り組んできた。東日本大震災以後は、「ポスト311を創る」キャンペーンを展開。2017年から2019年、しあわせの経済国際フォーラムを開催。3年間で国内外の多くの個人や団体がチームとして連携して毎年1000人以上の来場者とローカルのネットワークづくりを促進した。

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★★GENとGEN-Japan★★
Global Ecovillage Network International は、1995年に発足し、国連のECOSOC(社会経済理事会)の諮問団体として、持続可能な社会にむけた世界各地の典型事例のネットワークと紹介、人材養成をし、世界人類が持続可能な社会に生きられることを目的とした慈善団体です。GEN-Japanは、その日本の事務局として2016年に発足し、アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティに事務所を置きながら、ユネスコ認証の教育プログラム・ガイアエデュケーションの実施、日本の事例と世界をつなぐネットワーク活動を行っています。
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共催:しあわせの経済コミュニティ・フォーラム2020実行委員会
   NPO法人GEN-Japan(グローバルエコビレッジネットワーク・ジャパン)
   ワーカーズコープ
企画:未来の共同創造研究所